さいたま市見沼区で、経年劣化により水漏れが発生していた大便器フラッシュバルブの接続部品交換工事を行いました。
既存のフラッシュバルブ本体と便器はそのまま残し、便器側のスパッドと接続に使用されている管材を新しい部品へ交換しています。
■施工概要
施工地域:埼玉県さいたま市見沼区
工事内容:大便器フラッシュバルブ接続部品交換工事
症状:経年劣化による水漏れ
既存メーカー:TOTO
既存品番:不明
新設部品メーカー:TOTO・カクダイ
交換部品:大便器用スパッド、テール管
新設品番:TOTO T82CR32、カクダイ 0436-32X250
施工範囲:フラッシュバルブと便器をつなぐ接続部分
■ご相談いただいた内容
大便器のフラッシュバルブまわりから水漏れが発生しているとのことで、修理のご依頼をいただきました。
フラッシュバルブ式のトイレでは、洗浄時の水を便器へ送るため、フラッシュバルブ本体から便器まで管材が接続されています。
長年使用していると、本体内部だけでなく、便器側のスパッドや管材、接続部分のパッキン類なども劣化し、水漏れが発生することがあります。
今回はフラッシュバルブ本体を一式交換するのではなく、水漏れに関係していた接続部品を交換する方法で対応しました。
■施工前の状態を確認
既設設備は、TOTO製のセンサー式フラッシュバルブが取り付けられた大便器です。
フラッシュバルブから下へ伸びる管材が、便器上部のスパッドを介して接続されていました。
見た目では水漏れの原因箇所が分かりにくい場合もあるため、接続部分や管材の状態を確認し、交換する範囲を判断してから作業へ入ります。
■今回の施工について
既存の接続部品を取り外し
はじめにフラッシュバルブへの給水を止め、洗浄操作を行って残っている水を抜きました。
続いて、フラッシュバルブと便器をつないでいた管材を取り外し、便器側のスパッドを撤去します。
スパッドは便器の陶器部分へ直接取り付けられている部品です。無理に力をかけると陶器側へ負担がかかるため、固定部分の状態を確認しながら慎重に取り外しました。
既存部品を撤去した後は、便器側の取付穴とフラッシュバルブ側の接続部分を確認しています。
TOTO T82CR32とカクダイ 0436-32X250を取り付け
便器側には、TOTOの大便器用スパッド「T82CR32」を取り付けました。
スパッドを便器へ固定した後、フラッシュバルブと便器をつなぐ管材として、カクダイの「0436-32X250」を現場の納まりに合わせて設置しています。
フラッシュバルブと便器の位置がわずかにずれているだけでも、管材や接続部分へ無理な力が加わることがあります。
部品を差し込んで締め付けるだけではなく、管材が傾いていないか、スパッドへ真っすぐ接続されているかを確認しながら固定しました。
■作業時のポイント
今回のような接続部品交換では、陶器へ取り付けるスパッドの締め付けが重要です。
締め付けが弱ければ接続部分から水漏れする可能性があり、反対に強く締めすぎると、スパッドや便器の陶器部分へ負担がかかるおそれがあります。
また、フラッシュバルブと便器をつなぐ管材は、上下の接続位置を合わせた状態で取り付けなければなりません。
狭い便器まわりで部品の位置を調整しながら、既存のフラッシュバルブ本体や便器を傷めずに納める必要があるため、見た目以上に気を使う作業です。
本体をすべて交換する工事ではありませんが、既存設備を活かしながら水漏れ箇所だけを直すため、接続状態を一つずつ確認しながら施工しました。
■作業完了
新しいスパッドと管材を取り付けた後、フラッシュバルブへの給水を再開しました。
洗浄操作を繰り返し、フラッシュバルブから便器へ正常に水が流れることを確認しています。
あわせて、フラッシュバルブ側の接続部分、管材の継ぎ目、便器側のスパッドまわりから水漏れがないことを確認して作業完了です。
今回はフラッシュバルブ本体と便器をそのまま残し、劣化していた接続部品のみを交換することで対応しました。
フラッシュバルブと便器をつなぐ管の周囲が濡れている、洗浄時に接続部分から水が漏れるといった症状がある場合は、管材やスパッド、パッキン類が劣化している可能性があります。
水漏れをそのままにすると、便器まわりの床や壁まで濡れてしまうことがあるため、早めの点検がおすすめです。
■大便器フラッシュバルブの部品交換に関するよくあるご質問
Q. フラッシュバルブ本体を交換せず、接続部品だけ交換できますか?
A. フラッシュバルブ本体の動作に問題がなく、水漏れの原因が管材やスパッド、接続部分のパッキン類にある場合は、該当する部品のみを交換できることがあります。本体内部や給水側にも劣化が見られる場合は、一式交換が必要になることもあります。
Q. 大便器用スパッドとは、どの部分の部品ですか?
A. スパッドは、フラッシュバルブから伸びる洗浄用の管と、便器の陶器部分を接続する部品です。接続部分のパッキンやスパッド本体が劣化すると、洗浄時に水漏れが発生する場合があります。
Q. TOTO製のトイレに、カクダイ製の管材を使用しても問題ありませんか?
A. 呼径や長さ、接続方法などの規格が適合し、現場の設置条件に合う部材であれば、異なるメーカーの部品を組み合わせる場合があります。メーカー名だけで判断せず、既存設備の寸法と接続状態を確認して選定します。
■関連する施工事例
大便器フラッシュバルブの水漏れや部品交換をご検討中の方は、以下の施工事例も参考にしてください。
- さいたま市見沼区|小便器フラッシュバルブ・トラップ交換工事(施設トイレ修理)
- 中央区築地|大便器フラッシュバルブ部品交換工事(TOTO THYD9・THY328R・水漏れ)
- さいたま市大宮区|大便器フラッシュバルブの内部部品交換工事
■この記事の施工・監修について
この記事は、株式会社R&A あい水道サービスが実際に行った大便器フラッシュバルブ接続部品交換工事をもとに、施工前の接続状態、既存スパッドと管材の撤去、新しい接続部品の設置状態、施工後の洗浄動作と水漏れがないことを確認して記事化しています。
株式会社R&A あい水道サービスは水道局指定工事店として、宅内・敷地内のトイレ修理やフラッシュバルブ修理、水まわり設備工事に対応しています。
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