江東区豊洲で、経年劣化により水漏れが発生していた一体形トイレ機能部の部品交換工事を行いました。
既存のTOTO製便器と機能部本体はそのまま使用し、機能部内部に組み込まれているバルブユニット「TCH785N」を交換しています。
■施工概要
施工地域:東京都江東区豊洲
工事内容:一体形トイレ機能部のバルブユニット交換工事
症状:機能部の経年劣化による水漏れ
既存メーカー:TOTO
既存品番:不明
新設メーカー:TOTO
交換部品:バルブユニット
新設品番:TCH785N
施工範囲:一体形トイレ機能部内部の部品交換
■ご相談いただいた内容
一体形トイレの機能部から水漏れが発生しているとのことで、修理のご依頼をいただきました。
一体形トイレは、便器の上部に便器洗浄や温水洗浄便座などに関わる機能がまとめられています。
外側から見るとすっきりした形状ですが、機能部の内部には給水に関わる部品、ホース、配線、電装部品などが密集しています。
長期間使用していると、内部の接続部やバルブユニットなどが経年劣化し、機能部の内部や側面から水が漏れることがあります。
今回は便器や機能部全体を交換するのではなく、水漏れの原因となっていた内部のバルブユニットを交換する方法で対応しました。
■施工前の一体形トイレを確認
既設設備は、TOTO製の一体形トイレです。
便器と機能部が組み合わされたタイプで、外観だけでは内部のどこから水が漏れているのか判断しにくい構造になっています。
まずは水漏れの発生状況や給水接続部、機能部の側面や下部を確認しました。
便器本体や機能部の外装に大きな破損は見られなかったため、機能部のカバーを外し、内部を確認しながら修理を進めます。
■今回の施工について
給水と電源を止めて作業準備
はじめにトイレへの給水を止め、機能部の電源を切りました。
一体形トイレの内部には、給水部品と電装部品が近い位置に配置されています。
水や電気がつながった状態でカバーを開けることはできないため、給水と電源が確実に止まっていることを確認してから分解作業へ入ります。
周囲の床や壁、便器本体を傷つけないよう養生も行いました。
機能部カバーを外して内部を確認
機能部の外装カバーを取り外し、内部の状態を確認しました。
内部には複数のホースや配線、給水・洗浄に関わる部品が隙間なく組み込まれています。
水漏れしている部品を交換するためには、周辺の部品や配線の位置を把握し、必要な部分だけを順番に取り外さなければなりません。
ホースや配線を無理に引っ張ると、別の接続部分を傷める可能性があるため、一つずつ位置と接続方法を確認しながら作業を進めました。
既存バルブユニット周辺を分解
水漏れの原因となっていた既存のバルブユニットへアクセスするため、周辺のホースや固定部材を取り外しました。
一体形トイレの機能部内部は、限られたスペースの中に多くの部品が配置されています。
交換対象の部品だけを外そうとしても、周辺部品が作業の妨げになることがあるため、戻す位置を確認しながら必要な範囲を分解します。
取り外したホースや配線がどこへ接続されていたかを確認し、新しい部品を設置した後に同じ位置へ戻せるよう整理しながら進めました。
TOTO TCH785Nへ交換
既存のバルブユニットを取り外し、新しくTOTO「TCH785N」を設置しました。
新しい部品を指定位置へ固定し、取り外していたホースや周辺部品を元の位置へ接続します。
接続位置がずれていたり、ホースが折れ曲がったりしていると、正常に動作しないだけでなく、新たな水漏れにつながる可能性があります。
ホースや配線へ無理な力がかかっていないこと、ほかの部品と干渉していないことを確認しながら組み戻しました。
■作業時のポイント
今回の工事は、便器や機能部一式を取り外す工事ではなく、機能部内部のバルブユニットのみを交換する修理です。
交換する部品自体は一つですが、その部品へたどり着くまでに、周辺のホースや配線、固定部材の位置を確認しながら分解する必要があります。
一体形トイレの内部は機種によって部品の配置や接続方法が異なり、外観が似ていても使用できる補修部品が同じとは限りません。
そのため、既存機種との適合確認を行ったうえで部品を選定し、分解前の状態を把握しながら作業することが重要です。
配線やホースが密集した中で、交換対象以外の部品を傷めずに取り外しと再接続を行うため、見た目以上に集中力が必要な作業です。
■作業完了
新しいバルブユニットを取り付け、機能部内部のホースや配線を元の位置へ戻した後、カバーを復旧しました。
給水と電源を再開し、機能部の給水動作、便器洗浄、リモコン操作、温水洗浄便座の動作を確認しています。
あわせて、交換したバルブユニット周辺やホース接続部、機能部内部から水漏れがないことを確認しました。
複数回動作させても水漏れや異常がないことを確認して作業完了です。
今回は便器や機能部全体に大きな問題がなかったため、水漏れの原因となっていた内部部品のみの交換で対応できました。
一体形トイレの側面や床が濡れている、使用時に機能部の内部から水が漏れる、機能部の下から水がにじむといった場合は、内部のバルブやホースなどが劣化している可能性があります。
水漏れ箇所や既存機種によっては、内部部品交換で修理できる場合と、機能部一式またはトイレ全体の交換が必要になる場合があります。
床や内装へ水が広がる前に、早めに状態を確認することが大切です。
■一体形トイレのバルブユニット交換に関するよくあるご質問
Q. 一体形トイレから水漏れしていても、内部部品だけで修理できますか?
A. 水漏れの原因がバルブユニットやホースなどの交換可能な内部部品にあり、便器や機能部本体に大きな破損がなければ、部品交換で修理できる場合があります。既存機種に適合する補修部品が供給されているかも確認します。
Q. 機能部の水漏れと、便器や床からの水漏れは見分けられますか?
A. 水が出てくる位置や、トイレを使用したときだけ漏れるのか、使用していないときにも漏れるのかによって原因をある程度絞れることがあります。ただし、一体形トイレは内部構造が複雑なため、外側から見ただけでは判断できない場合もあります。
Q. バルブユニット交換後は、どのような確認を行いますか?
A. 交換部分とホース接続部から水漏れがないことに加え、給水、便器洗浄、リモコン操作、温水洗浄機能などを確認します。機能部を組み戻した後も複数回動作させ、異常がないことを確認します。
■関連する施工事例
一体形トイレ機能部からの水漏れや、バルブユニットなどの内部部品交換をご検討中の方は、以下の施工事例も参考にしてください。
- 中央区日本橋小舟町|一体形トイレ機能部の部品交換工事(水漏れ・TOTO TCH785N)
- さいたま市岩槻区|一体形トイレのバルブユニット交換工事(TOTO TCH785N)
- 目黒区目黒本町|TOTO一体形トイレのバルブユニット交換工事
■この記事の施工・監修について
この記事は、株式会社R&A あい水道サービスが実際に行った一体形トイレ機能部の部品交換工事をもとに、施工前のトイレ、機能部カバーを外した際の内部状態、既存バルブユニット周辺のホース・配線・固定部分、新しい部品の設置状態、施工後の給水・便器洗浄・温水洗浄機能および水漏れがないことを確認して記事化しています。
株式会社R&A あい水道サービスは水道局指定工事店として、宅内・敷地内のトイレ修理、一体形トイレの内部部品交換、水まわり設備工事に対応しています。
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